M様邸リノベーション工事 その⑭
こんにちは
現場担当の岩村です!
前回工事以外の事が多すぎたので
今回はちゃんと工事の進捗紹介です!
以前の記事で窓の入れ替えに触れましたが
外壁側はどうなっていたかというと
こうなっていました。
既存の窓を外すと当然壁に穴が開きますよね?
そこをこうやって塞ぎます。
今回元々の外壁はモルタル下地に吹き付け塗装だったので
同じようにこの木の上にモルタル下地を作ります。
そして最後に建物全体の外壁を塗装すれば
穴があった部分との違いが分からなくなります。
ただ、時間経過によって継ぎ目は微妙に分かります。
継ぎ目というのは元々の壁と新しい壁の境目の事です。
これはどんな上手い職人さんがやっても出るんですが、
原因は外壁の汚れですね。
継ぎ目の段差が触っても分からないくらい滑らかでも
ほんの僅かな段差があってそこに汚れが付きやすくなります。
そうするとその汚れが線みたいに見えてきます。
今回はそこをかなり慎重にやっているので、
通常と比べれば遥かに良い状態ではありますが、
絶対にずっと見えない、とまでは言えません(;´Д`)
これはリフォーム階段を調整しているところです。
リフォーム階段というのは既存の階段の上に
フローリングのようなものを貼る商品の事です。
階段を壊さずに綺麗にしようと思った場合は
階段を塗装するやり方とこのリフォーム階段があります。
塗装でも傷を補修してから塗装するのでかなり見違えますし、
コストも塗装の方が抑えられます。
一方、リフォーム階段は上からフロア材を貼るような工法なので
パッと見は新築の階段とかわりません。
ただ、難易度は段違いでコストも高いので
階段を壊して作り直すほうがいい場合もあります。
今回は階段を壊すと外壁や他の部分に大きな
影響が出そうだったのでリフォーム階段を採用しました。
こちらは壁の石膏ボードを貼っている様子です。
以前の記事でちょっと触れた横胴縁で垂直調整して
その上に石膏ボードを貼っていきます。
壁紙の下地がこの石膏ボードです。
そしてこちらが壁紙の工事中
正面以外にはすでに白い壁紙が貼られていて
正面はパテ調整をした状態です。
このパテ調整というのは石膏ボードと石膏ボードの
隙間や微妙な段差、釘(ビス)を打ち込んだ穴を埋めます。
これをしないと石膏ボードと壁紙の間に隙間が出来てしまい
ひび割れや剥がれの原因の一端になります。
さて、壁紙工事まで行くと完成間近って感じで
長かったこのリノベ工事も完成が見えてきました。
あと数回ってところかな?
では、今回はこれにて失礼いたします